VoIP監視により、VoIPパフォーマンスの低下を解決
VoIP監視とは、ジッター、遅延、パケット損失など、VoIP通話の品質に影響を与えるさまざまなメトリクスを監視し、問題を特定することで、VoIPシステムの健全性とパフォーマンスを担保するためのプロセスです。簡単に言うと、VoIP通話のサービス品質(QoS)を監視するプロセスであり、障害管理とパフォーマンス管理の両方を兼ね備えています。管理者は、VoIP監視ツールを使用することで、平均オピニオンスコア(MOS)、ラウンドトリップタイム(RTT)、発信元から着信先までやその逆ルートのメトリクスを監視し、すべての通信や接続を把握・管理することができます。
VoIP通話では音声の途切れや遅延、エコー、音声の圧縮、頻繁な通話切断などの問題がよく発生します。これらの問題を解決するためには、ネットワーク とコールパス全体を分析する必要があります。Site24x7のVoIP監視機能は、次のメトリクスを監視することで、管理者によるトラブルシューティングを支援します。
- ポジティブジッター
- ネガティブジッター
- 遅延
- MOS
- RTT
- パケットロス
- パケット到着の遅延
- 順序の異なるパケット
- 欠落した管理インターネットアクセス(MIA)パケット
Cisco IPSLAベースの監視により、コールパス全体を完全に可視化
双方向の通信を監視
VoIP通話の問題は、コールパスのどの時点でも発生する可能性があります。Site24x7のVoIP監視は、Cisco IPSLAを使用して発信元から着信先までとその逆ルートのメトリクスを監視することで、問題の発生箇所を正確に特定し、管理者による分析・修正を支援します。
成功率の統計を取得
Site24x7のVoIP監視は、コールパスの成功・失敗・エラー・ビジー率を取得し、コールパスの可用性に関する情報を提供します。管理者はグラフからピークタイムとアイドルタイムを特定し、使用傾向を把握することができます。
パケットエラーを正確に特定
VoIP通話の失敗や中断の主な原因は、パケットエラーです。Site24x7のVoIP監視は遅延パケット、欠落パケット、順序の異なるパケットとして分類されたパケットエラーの詳細な統計を取得し、管理者による正確なエラー要因の特定を支援します。
しきい値を設定して問題を回避
Site24x7のVoIP監視を使用することで、管理者はすべての主要なメトリクスに対してしきい値を設定し、選択した媒体でリアルタイムのアラートを受信することができます。ネットワークの問題が検出された場合、リアルタイムで通話を別のパスに再ルーティングし、通話の中断などの問題を回避できます。
VoIP監視にSite24x7が最適な理由
多様なアラート機能
SMS、メール、音声通話、Android/iOSアプリを通じたプッシュ通知、RSSフィード、サードパーティとの連携により、さまざまな媒体からアラートを送信できます。
すぐに使えるレポート
上位N件のレポート、健全性トレンドレポートを提供し、必要に応じてカスタムレポートも作成します。
カスタムダッシュボード
選択したウィジェットをカスタムダッシュボードに追加し、主要なメトリクスを1箇所にまとめて表示します。
モバイルアプリ
Android/iOSアプリをインストールするだけで、外出先でもリソースを監視できます。