ヘルプ イントロダクション インフラストラクチャーマップ

インフラストラクチャーマップ

インフラストラクチャーマップで、背景にノード、ネットワーク機器、インターフェースを配置し、リンクのネットワークトポロジーを手動で作成します。
このマップで、機器、ホスト、リンクを可視化し、トラブルシューティングの際にさまざまなリソースの状況を素早く把握します。

サポートしている監視タイプ:
  • インターネットサービス
  • サーバー
  • ネットワーク
  • APM
  • AWS

目次

概要

高品質なサービスを持続させるには、IT部門とネットワークエンジニアが、インフラストラクチャーについて理解する必要があります。
Site24x7のインフラストラクチャーマップで、以下のようなマップを作成し、インフラストラクチャーについて詳細に把握します。

Site24x7のインフラストラクチャーマップは、手動での追加、編集、移動、監視アイコンサイズ変更を行うことができ、それにより機器間の関連性を把握することができます。

機能

  • ネットワークトポロジーの図解のほかに、ボトルネックとリソースの停止を即座に特定します。
  • データベースまたはグローバルマップにあるITリソースの物理的位置をピンポイントで特定します。
  • 単一のマップから、関連しているすべてのリソースを特定します。
    また、管理者視点で影響を受けた機器を表示することにより、ネットワークリンクなどの問題を事前に予測します。

インフラストラクチャーマップの作成

インフラストラクチャーマップの作成手順は、次のとおりです。

  1. Site24x7にログインします。
  2. [ホーム]→[ダッシュボード]→インフラストラクチャーマップ欄の[新規作成]をクリックします。
  3. インフラストラクチャーマップ作成画面の左側に、追加されている全監視が表示されます。
    監視タイプでは監視のフィルター選択ができ、検索バーでは、監視検索ができます。
  4. [背景画像の変更]をクリックすると、背景を編集することができます。
    世界地図、大陸図、各国の地図、グリッド線など、数多くの背景テンプレートをサポートしています。[画像のアップロード]をクリックすると、カスタムで背景画像を取り込むこともできます。
  5. 背景画像を設定したら、選択した監視を左側のパネルからドラッグして、キャンバスへドロップします。
    ドロップダウンメニューから、拡大アイコン、縮小アイコンをそれぞれクリックすることで、監視アイコンのサイズ変更も可能です。
  6. キャンバスへ複数監視を追加した場合は、各監視のアイコンについている小さな丸印の間に線を引くことで、リンクを作ることができます。
    2つのネットワーク機器間にリンクを引く際、接続しているインターフェースを選択するよう求められます。
    選択されたインターフェイスがダウンしていたり、問題が発生している場合は、ネットワーク機器をリンクするラインが赤またはオレンジになります。
  7. 背景画像にインフラストラクチャーを設定し終えたら、[カスタマイズ完了]をクリックします。
    作成したインフラストラクチャーマップは、ダッシュボードビューのリストに追加されます。
  8. [削除]をクリックすると、そのインフラストラクチャーマップは削除されます。

世界、地域、物理的位置をベースにしたマップ

アイコンリンクを引くことで、地理的に配置された機器間を、仮想的に接続することができます。
ネットワーク管理者は、関連する世界地図または背景画像を設定し、各地点での接続や監視が行われているか確認します。
また、世界やデータセンター規模でのネットワーク機器を監視する場合もあります。インフラストラクチャーマップでは、世界または組織内のデータセンターにある機器をマップ化し、それらを1画面で監視します。

さらに、インフラストラクチャーマップを利用して、サーバーラックの画像を追加し、すべてのサーバーを適切な位置に配置し、それらを監視するだけで、サーバーラックにあるサーバーの概要も取得できます。

階層型マップ

相互接続したネットワーク機器では、予期せぬエラーを発生させる可能性があります。
階層型マップで、依存関係に基づいて作成することができます。
広範囲なネットワーク機器間で、依存関係に沿ったグループ化と、リンク付けを行い、乱雑なマップ構成を避けて、インフラストラクチャーを効率的に把握できます。
さらに、階層型マップではダウンしている全機器の種類、ダウンの原因などの情報を単一コンソールから取得し、素早く修正作業を移ることができます。

仮想化ネットワーク

仮想化マップは、Hyper-V、VMware、vSphere環境等の、すべての仮想化ネットワークに適用することができます。以下の画像では、VMware環境とそのリンク関係を表示しています。

レイヤー2マップを利用してIP範囲内の相互接続を分類することで、設定ネットワークを自動的に検出し、マップ化することができます。

関連ドキュメント