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Azureディスク監視連携

AzureディスクはAzure仮想マシンで使用されるブロックレベルのストレージボリュームであり、オンプレミスサーバー上のOSおよびデータディスクの仮想化バージョンです。

Site24x7との連携により、OSおよびデータディスクをメトリックで監視し、しきい値設定によるアラート通知を行えます。

目次

設定

新規Azure監視追加時、または既存のAzure監視にAzureディスク監視を追加できます。
詳細はこちらのページをご確認ください。

チェック間隔

Azureディスク監視では1分ごとにメトリックデータを収集し、5分ごとにステータスを取得します。

サポートしているメトリック

次のメトリックを収集し表示します。

ディスクを管理しているVMを追跡することで、基本的なAzureの監視に加えて、データおよびOSディスクのメトリックデータを監視します。

Azureプレビューメトリック

メトリック 説明 統計 単位
ディスク読み取りバイト/秒(プレビュー) 監視間隔におけるディスクから読み取られたバイト量です。 平均 バイト/秒
ディスク読み取り操作/秒(プレビュー) 監視間隔におけるディスクで行われた読み取りI/O数です。 平均 数/秒
ディスク書き込みバイト/秒(プレビュー) 監視間隔におけるディスクに書き込まれたバイト量です。 平均 バイト/秒
ディスク書き込み操作/秒(プレビュー) 監視間隔におけるディスクで行われた書き込みI/O数です。 平均 数/秒
ディスク消費バーストIOPS(プレビュー) オンデマンドバーストが有効化されているディスクで使用されたバーストトランザクションの蓄積操作数です。
これは1時間間隔で放出されます。
平均

 

これらメトリックはプレビュー段階のものであり、一般公開されるまでにAzureで変更される可能性があります。

データディスクパフォーマンス 

メトリック名説明統計単位
データディスク読み取りバイト/秒 監視間隔における単一ディスクから読み取られたデータ量です。 平均 バイト/秒
データディスク書き込みバイト/秒 監視間隔における単一ディスクに書き込まれたデータ量です。 平均 バイト/秒
データディスク読み取り操作/秒 監視間隔における単一ディスクからの読み取り操作データ量です。 平均 数/秒
データディスク書き込み操作/秒 監視間隔における単一ディスクへの読み取り操作データ量です。 平均 数/秒
データディスク消費帯域パーセンテージ 1分ごとの消費データディスク帯域のパーセンテージです。 平均 パーセント
データディスク消費IOPSパーセンテージ 1分ごとの消費データディスクI/O量です。 平均
データディスク消費帯域 1分ごとのデータディスク消費帯域量です。 平均
データディスク消費IOPS 1分ごとのデータディスク消費I/O量です。 平均
データディスクターゲット帯域 データディスクがバーストなしで到達できるスループット量です。 平均
データディスクターゲットIOPS データディスクがバーストなしで到達できるベースラインIOPSです。 平均
データディスク最大バースト帯域 データディスクがバーストして到達できる最大バイトスループットです。 平均
データディスク最大バーストIOPS データディスクがバーストして到達できる最大IOPSです。 平均
データディスク使用済みバーストBPSクレジットパーセンテージ これまでに使用されたデータディスクバースト帯域クレジットのパーセンテージです。 平均 パーセント
データディスク使用済みバーストI/Oクレジットパーセンテージ これまでに使用されたデータディスクバーストI/Oクレジットのパーセンテージです。 平均 パーセント
データディスクバーストBPSクレジット これまでに使用されたデータディスクバースト帯域クレジット量です。 平均
データディスク使用済みバーストI/Oクレジット これまでに使用されたデータディスクバーストI/Oクレジット量です。 平均
データディスクキュー深度 データディスクのキュー深度やキュー長です。 平均

 OSディスクパフォーマンス

メトリック名 説明 統計 単位
OSディスク読み取りバイト/秒 単一ディスクからの読み取りバイトです。 平均 バイト/秒
OSディスク読み取り操作/秒 単一ディスクからの読み取りIOPSです。 平均 数/秒
OSディスク書き込みバイト/秒 単一ディスクへの書き込みバイトです。 平均 バイト/秒
OSディスク書き込み操作/秒 単一ディスクへの書き込みIOPSです。 平均 数/秒
OSディスク消費帯域パーセンテージ 1分ごとの消費OSディスク帯域のパーセンテージです。 平均 パーセント
OSディスク消費IOPSパーセンテージ 1分ごとの消費OSディスクI/O量です。 平均
OSディスク消費帯域 1分ごとのOSディスク消費帯域量です。 平均
OSディスク消費IOPS 1分ごとのOSディスク消費I/O量です。 平均
OSディスクターゲット帯域 OSディスクがバーストなしで到達できるスループット量です。 平均
OSディスクターゲットIOPS OSディスクがバーストなしで到達できるベースラインIOPSです。 平均
OSディスク最大バースト帯域 OSディスクがバーストして到達できる最大バイトスループットです。 平均
OSディスク最大バーストIOPS OSディスクがバーストして到達できる最大IOPSです。 平均
OSディスク使用済みバーストBPSクレジットパーセンテージ これまでに使用されたOSディスクバースト帯域クレジットのパーセンテージです。 平均 パーセント
OSディスク使用済みバーストI/Oクレジットパーセンテージ これまでに使用されたOSディスクバーストI/Oクレジットのパーセンテージです。 平均 パーセント
OSディスクバーストBPSクレジット これまでに使用されたOSディスクバースト帯域クレジット量です。 平均
OSディスク使用済みバーストI/Oクレジット これまでに使用されたOSディスクバーストI/Oクレジット量です。 平均
OSディスクキュー深度 OSディスクのキュー深度やキュー長です。 平均

しきい値設定

全体の設定

  1. 画面左下の[管理]をクリックします。
  2. [設定プロファイル]→[しきい値と可用性]→画面右上の[しきい値プロファイルの追加]から[しきい値プロファイル]を選択します。
  3. 監視タイプに[Azure Disk]を選択すると上記メトリックが表示され、それぞれにしきい値を設定できます。

監視レベルの設定

  1. [Cloud]→[Azure]→[Azure Disk]に移動します。
  2. しきい値を設定したい監視名をリストから選択し、表示名横の[]アイコンから[編集]を選択します。

属性レベルでIT自動化を設定することも可能です。

ディスク最適化のためのしきい値

下記のしきい値を使用して、ディスク容量の過剰使用を防ぎます。これによりコストの削減等に役立てられます。
設定できるしきい値は次のとおりです。

  • ディスクがアタッチされていない際にアラート(アイドルディスク)
  • ストレージタイプが変更された際にアラート
  • ディスクサイズが変更された際にアラート
  • ディスクIOPSサイズが変更された際にアラート
  • ディスクスループットが変更された際にアラート
  • パブリックネットワークアクセスが変更された際にアラート
  • パフォーマンスレベルが変更された際にアラート
  • 接続済みVMが変更された際にアラート
  • データディスク消費帯域パーセンテージ
  • データディスク消費IOPSパーセンテージ
  • データディスク使用済みバーストBPSクレジットパーセンテージ
  • データディスク使用済みバーストIOクレジットパーセンテージ
  • OSディスク消費帯域パーセンテージ
  • OSディスク消費IOPSパーセンテージ
  • OSディスク使用済みバーストBPSクレジットパーセンテージ
  • OSディスク使用済みバーストIOクレジットパーセンテージ

IT自動化

IT自動化により、パフォーマンス低下が発生した際に自動でアクションを実行できます。

IT自動化の設定方法はこちらのページをご確認ください。

設定ルール

設定ルールにより、しきい値プロファイル、通知プロファイル、タグ、監視グループといった項目を自動で適用できます。

設定ルールの設定方法はこちらのページをご確認ください。

パフォーマンス

[パフォーマンスメトリック]タブで上記メトリックのパフォーマンスデータを表示します。
表示方法は次のとおりです。

  1. [Cloud]→[Azure]→[Azure監視名]→[Azure Disk]に移動します。
  2. 監視名を選択後、[パフォーマンスメトリック]タブをクリックします。

これにより、キュー深度、読み取りバイト、書き込みバイトなどのデータを表示します。

設定の詳細

[設定の詳細]タブでアプリケーションインスタンスの構成情報を表示します。
ユニークID、ディスクサイズ、ディスク状態、ネットワークアクセスポリシーなどの情報を表示します。
アクセス方法は次のとおりです。

  1. [Cloud]→[Azure]→[Azureアカウント名]→[Azure Disk]に移動します。
  2. リストから監視名を選択し、[設定の詳細]タブをクリックします。

レポート

レポートを使用して、監視リソースの様々なデータを表示できます。

Azureディスク監視レポートの表示方法は次のとおりです。

  1. 画面左下の[レポート]をクリックします。
  2. [Azure Disk]を選択します。

[可用性サマリーレポート]、[パフォーマンスレポート]などの表示したいレポートを選択します。

Azure Compute Disk Report

[サマリー]タブからレポートを表示することも可能です。

  1. Azureテーブルストレージ監視画面で[サマリー]タブに移動し、[可用性]または[ダウン]のデータをクリックすることで、可用性サマリーレポートを表示します。
  2. また、各データグラフ名のアイコンをクリックすることで、パフォーマンスレポートを表示できます。

Azure Compute Disk Summary Report3

スケジュールレポート

[レポート]→[Azure Disk]→[レポートタイプ]→画面右側の[共有]→[スケジュールレポート]から、レポートを定期的にメール通知することができます。

Schedule Report

Azureディスク監視でのレポートで次の情報を取得できます。

  • 状態ごとのディスク
  • サイズごとのディスク
  • ストレージタイプごとのディスク
  • レベルごとのディスク
  • 価格帯ごとのディスク
  • 最大IOPSごとのディスク
  • 最大スループットごとのディスク

Disks by Size Report

トップN、ボトムNレポート

トップN、ボトムNレポートで、上位または下位にあるパフォーマンスのディスクを表示できます。
表示できる情報は次のとおりです。

  • 消費IOPSパーセンテージごとのAzureディスク(データディスク)
  • 消費帯域パーセンテージごとのAzureディスク(データディスク)
  • 使用済みバーストIOクレジットパーセンテージごとのAzureディスク(データディスク)
  • 使用済みバーストBPSクレジットパーセンテージごとのAzureディスク(データディスク)
  • 消費IOPSパーセンテージごとのAzureディスク(OSディスク)
  • 消費帯域パーセンテージごとのAzureディスク(OSディスク)
  • 消費バーストIOクレジットパーセンテージごとのAzureディスク(OSディスク)
  • 消費済みバーストBPSクレジットパーセンテージごとのAzureディスク(OSディスク)
  • オンデマンドバースト操作ごとのごとのAzureディスク(プレビュー)

Top N Disks Reports

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