すべての企業にとって、ウェブアプリケーションの効率性を計測する最高の方法は、エンドユーザーが体験しているパフォーマンスを計測することです。ユーザーの要望は日に日に向上しており、企業がアプリケーション監視ソリューションを配備するのが重要となっています。そのために、Site24x7は、リアルユーザー監視および統合監視ソリューションを提供しており、ウェブアプリケーションのパフォーマンスに関する有益な洞察を得ることができます。
詳細
統合監視
統合監視はアクティブなパフォーマンス計測とも呼ばれる監視ソリューションであり、ウェブサイト開発チームが、制御環境でウェブサイトに入ってくる実際のウェブサイトトラフィックを模倣する人為的なシナリオを作ります。
リアルユーザー監視
受動的な計測とも呼ばれるRUMは、代理とは違って、ユーザーがウェブサイトコンテンツにアクセスしたときに使用された実際のウェブサイトパフォーマンスを計測し、監視する監視ソリューションです。
仕組み
統合監視
- ウェブサイトのチームがページプロバイダーに連絡し、いくつかのURLでテストの実施をリクスとします。
- プロバイダーは、そのリクエストを受諾すると、それをさまざまなブラウザエージェントや、レンダリングチームに転送します。
- エージェントは応答をレンダリングし、ウェブサイトのチームが応答時間を計測します。
リアルユーザー監視
- ビジターが企業のウェブサイトに訪れて、ページのコンテンツを閲覧します。
- ページのRUM javascriptがブラウザからタイミングデータを収集します。
- このデータはウェブサイトの監視チームに送信されます。
収集されるデータの種類
統合監視
DNSルックアップ時間や最初のバイトを読み込んだ時間などの情報を取得することができるだけでなく、大半のウェブサイトで使用されているスクリプトの種類や、画像ファイルなどに関する大量のデータを取得し、正確なページリクエストを作成し、将来の監視で減らすことができます。
リアルユーザー監視
監視チームが可能な限り総合的なデータを収集しようとする統合監視とは異なり、すべての場所やエージェントをカバーせず、ユーザーが体験している実際のページ読み込み時間に関するデータを収集するため、一部を取り逃す可能性があります。Javascriptから得られるものを収集することができます。
該当するシナリオ
統合監視
(RUMとは異なり)一貫性のあるデータを提供し、有益なアラートを取得し、ウェブアプリケーションのパフォーマンスを改善するためのかしこい判断を下すことができるようになります。統合監視は、アプリケーションを発表する前に企業が使用して、アプリケーションの適切な動作を実現し、実際の状況に対処できるようにします。
リアルユーザー監視
より広汎であり、開発チームが使用例をデザインして、リアルタイムでの状況を想定する必要はありません。統合監視では見逃されるようなすべての地域やさまざまなブラウザで発生しているすべてのエラーをカバーします。簡単に言うと、RUMは、変化し続ける複雑なアプリケーションを運営している大企業にとって非常に重要なすべてを把握するということです。
それではどちらを選ぶと良いでしょうか?
実際のところ、どちらが絶対に良いということはありません。実際には、両者が補完しあっています。
システムが動作する仕組み
Site24x7を使用することで、ユーザーは、リアルユーザーのトラフィックを統合データと比較して、地域、ブラウザ、統合データのパフォーマンスの差異を理解することができます。
これにより、チームは、実際のデータに基づいて統合スクリプトを作成し、パフォーマンス問題を未然に察知することができます。