MSMQの監視をツールで簡単に。メッセージキューを低コストでモニタリング

Site24x7は、MSMQ監視プラグインにより、Microsoftメッセージキュー(MSMQ)の主要なメトリクスを監視し、パフォーマンス状況を可視化します。MSMQの問題を早期に検出し、管理者による迅速な解決につなげることで、メッセージキューのパフォーマンスを最適化し、サービス間のスムーズなメッセージの送受信を担保することができます。

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Microsoft Message Queuing (MSMQ) monitoring

MSMQとは?

Microsoftメッセージキュー(Microsoft Message Queuing/MSMQ)は、Microsoftが提供するメッセージ指向ミドルウェアです。メッセージキューの送信・保存・取得を可能にするメッセージングインフラストラクチャを提供し、異なるシステム上で実行されるアプリケーション間において、信頼性の高い非同期的なメッセージの送受信を実現します。MSMQは、アプリケーションがオンラインでない場合や即座に応答できない場合においてもメッセージの送受信を可能にするため、非同期通信や信頼性の高い通信が重要となる分散システムで広く利用されています。

MSMQサーバーのパフォーマンスを監視

MSMQサーバーのパフォーマンスが低下すると、組織内のサービス間でメッセージが失われる可能性があります。Site24x7のMSMQ監視プラグイン連携は、ジャーナル内のメッセージ数やバイト数などの重要なメトリクスを監視することで、管理者によるMSMQインスタンスのパフォーマンス管理や最適化をサポートします。

信頼性・効率性の高い通信を担保

Site24x7のMSMQ監視機能は、キューサイズやメッセージ数などのメトリクスを監視することにより、メッセージングシステムの信頼性・効率性の担保を支援します。管理者は監視情報をもとに、適切な容量計画やリソースの割り当て、メッセージ処理時間の短縮のための最適化を行うことができます。

即時アラートとAIベースの異常検出機能で潜在的な問題を検出

Site24x7のMSMQ監視機能は、メトリック値が事前に定義されたしきい値を超えた場合や、異常な動作が検出された場合にアラートを送信します。アラートをもとに管理者が予防策や回復策を講じることで、シームレスな通信を担保することができます。

カスタムダッシュボードで重要なメトリクスを可視化

Site24x7は重要なメトリクスのデータを関連付けて可視化できるカスタムダッシュボードを作成します。直感的なドラッグ&ドロップ操作で、ITインフラストラクチャのさまざまなコンポーネントからメトリクスを取得することが可能です。

ITオートメーション機能により、インシデント対応を自動化

Site24x7のITオートメーション機能によって、特定のメトリクスの値がしきい値を超えた場合のワークフローを自動化できます。問題に対する修正措置を自動で実行することで、安定したメッセージキュー運用と効果的なインシデント管理を実現できます。

Site24x7のMSMQ監視機能の詳細

  • サポートしているプラ​​ットフォーム:

パフォーマンスメトリクス

Site24x7のMSMQ監視プラグイン連携を使用することで、以下のメトリクスを監視できます。

メトリック名 説明
ジャーナル内のバイト数宛先キューのジャーナル内にあるメッセージのバイト数
キュー内のバイト数宛先キュー内のメッセージのバイト数
メッセージ数ホストコンピュータ上の指定されたキューのメッセージ数
マシン名ホストマシンの名前
最大ジャーナルサイズジャーナルの最大サイズ
最大キューサイズキューの最大サイズ
トランザクショナルキューがトランザクショナルかどうかの洞察

セットアップ方法

前提条件

プラグインをインストールする前に、次の要件を満たしていることを確認してください。

インストール

  • 「msmq_monitoring」という名前のフォルダーを作成します。
  • GitHubリポジトリから「msmq_monitoring.ps1」と「msmq_monitoring.cfg」のファイルをダウンロードし、 msmq_monitoringフォルダーに格納します。
    https://raw.githubusercontent.com/site24x7/plugins/master/msmq_monitoring/msmq_monitoring.ps1
    https://raw.githubusercontent.com/site24x7/plugins/master/msmq_monitoring/msmq_monitoring.cfg
  • プラグインが正常に動作しているか確認するため、適切な引数を指定して次のコマンドを実行し、該当するメトリクスとそれに対応する値を含む有効なJSON出力を確認します。
    .\msmq_monitoring.ps1 -queueName "queuename"
  • 監視用の設定をmsmq_monitoring.cfgファイルに追加します。
    [msmq]
    queueName=<queuename>
  • msmq_monitoringフォルダーをSite24x7のWindowsサーバー監視プラグインディレクトリに移動します。

    C:\Program Files (x86)\Site24x7\WinAgent\monitoring\plugins\

上記手順の完了後、Site24x7のサーバー監視エージェントが5分以内にプラグインを自動的に実行し、Site24x7にパフォーマンスデータを表示します。
プラグインモニターと、関連するパフォーマンスチャートを表示する手順は次のとおりです。
  • Site24x7にログインします。
  • 「プラグイン」に移動し、必要なモニターをクリックします。

100以上のプラグインを提供。独自のプラグインも作成できます。

Site24x7は100以上のプラグイン連携を提供。Webサーバー、データベース、ロードバランサーなど、さまざまなコンポーネントを監視し、アプリケーション全体のパフォーマンスや安定性を可視化できます。

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