IBM MQ監視をツールで簡単に。 MQを低コストでモニタリング

Site24x7は、IBM MQ監視プラグインにより、IBM MQの主要なメトリクスを監視し、その可用性とパフォーマンスを可視化します。IBM MQのインフラストラクチャの健全性を監視し、問題を早期に検出することで、障害を回避し、さまざまなシステムやアプリケーション間のシームレスな接続・通信を担保することができます。

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ibm-mq-monitoring

IBM MQ とは?

IBM MQ(旧称WebSphere MQ)は、アプリケーション、システム、サービス、ファイル間でメッセージを送受信するためのメッセージングミドルウェアです。メッセージキューを介してメッセージデータを送受信するため、堅牢性、安全性、信頼性が高く、ビジネスアプリケーション間の統合やメンテナンスの効率化を支援します。IBM MQはオンプレミス、クラウド、ハイブリッドクラウドなど、さまざまな環境で展開できます。また、さまざまなメッセージング・キューイングモードを提供しており、ポイントツーポイントやパブリッシュ/サブスクライブシステムなども対応可能です。

Site24x7でIBM MQサーバーのパフォーマンスを監視

IBM MQサーバーの可用性や、キューマネージャーの接続やデータ処理速度に問題が発生すると、IBM MQのインフラストラクチャに影響が及び、システムやアプリケーション間の通信障害が発生してしまう可能性があります。Site24x7のIBM MQ監視機能はIBM MQサーバーの健全性とパフォーマンスを監視することで問題を早期に検出し、管理者によるユーザー体験の最適化をサポートします。

IBM MQの主要なパフォーマンスメトリクスを監視

Site24x7のIBM MQ監視機能はIBM MQのキュー、キューマネージャー、チャネルに関するメトリクスを監視します。管理者はIBM MQの可用性を監視し、パフォーマンスの潜在的な問題を早期に検出することで、アプリケーション間の途切れのない通信を担保できます。

即時アラートで最新情報を入手

Site24x7のIBM MQ監視機能は、メトリック値が事前に定義されたしきい値を超えた場合に即時アラートを送信します。管理者は、アラートをもとに予防策や回復策を迅速に実施できます。

イベント駆動型のITオートメーション機能による、インシデント対応の自動化

Site24x7のITオートメーション機能により、メトリック値が事前に定義されたしきい値を超えた場合の自動ワークフローを設定できます。システムの稼働を維持するための修正措置を、自動で実施可能です。

カスタムダッシュボードの作成

Site24x7はカスタムダッシュボードを作成できます。ドラッグ&ドロップ操作でインフラストラクチャのさまざまなコンポーネントからデータを取得可能です。

Site24x7のIBM MQ監視機能の詳細

  • サポートしているプラ​​ットフォーム:
    supported-os
  • Pythonバージョン:
    2.7 & 以降
  • Linuxエージェントバージョン:
    15.0.0 & 以降

パフォーマンスメトリクス

Site24x7はIBM MQ監視プラグイン連携によって以下のメトリクスを監視します。取得するメトリクスはキューマネージャー、キュー、チャネルの3種類に分類されます。

IBM MQ監視プラグイン連携によって、以下のキューマネージャーメトリクスを監視します。

メトリック名説明
接続数キューマネージャーへの接続数
ステータスキューマネージャーのステータス

IBM MQ監視プラグイン連携によって、以下のキューメトリクスを監視します。

メトリック名説明
キュー名キューの名前
キューの最大項目数 キューの統計が最後にリセットされてからの、キュー上のメッセージの最大数
メッセージデキュー数 キューの統計が最後にリセットされてから、キューから削除されたメッセージの数
メッセージエンキュー数 キューの統計が最後にリセットされてから、キューに追加されたメッセージの数
現在のキュー項目数 キュー上の現在のメッセージ数
オープンな入力ハンドル数 キューの入力用に現在開いているハンドルの数
オープンな出力ハンドル数 キューの出力用に現在開いているハンドルの数
最終メッセージ取得日 キューから最後に正常に読み取られたメッセージの日付
最終メッセージ取得時刻 キューから最後にメッセージが正常に読み取られた時刻
最終メッセージ送信日 キューに最後にメッセージが正常に登録された日付
最終メッセージ送信時刻 キューに最後にメッセージが正常に登録された時刻
最も古いメッセージの経過時間 キュー上の最も古いメッセージの経過時間
未コミットのメッセージ数 キュー上のコミットされていないメッセージの数

IBM MQ監視プラグイン連携によって、以下のチャネルメトリクスを監視します。

メトリック名説明
チャネル名チャネルの名前
チャネル接続名特定のチャネルと関連する通信プロトコルを識別する文字列
チャネルステータスチャネルの現在のステータス
MQI コールの数チャネルで送受信されたメッセージの数
送信バイト数送信されたバイト数
受信バイト数受信したバイト数
受信したバッファー数受信したバッファーの数
チャネルサブステートチャネルが実行している現在のアクション
チャンネル開始日チャンネルが開始された日付
チャンネル開始時間チャンネルが開始された時刻

セットアップ方法

前提条件

プラグインをインストールする前に、次の要件を満たしていることを確認してください。

  • Site24x7のアカウントを作成していること。アカウントをお持ちでない場合は、(こちらから無料でサインアップ してください。
  • プラグインを実行するサーバーにSite24x7のサーバー監視エージェント(Linux版 / Windows版)をダウンロードし、インストールしていること。
  • サーバーにPythonのpymqiモジュールがインストールされていること。インストールされていない場合は、次のコマンドを実行してインストールしてください。 pip install pymqi

インストール

  • 「ibm_mq_monitoring」という名前のフォルダーを作成します。
  • Githubリポジトリーから「ibm_mq_monitoring.py」と「ibm_mq_monitoring.cfg」のファイルをダウンロードし、 ibm_mq_monitoringフォルダーに格納します。
  • 次の構成をibm_mq_monitoring.cfgファイルに追加します。
    [ibm_mq]
    queue_manager_name =
    channel_name =
    queue_name =
    host =
    port =
    username =
    password =
  • .Windowsサーバーの場合、こちらのページの手順に従ってPythonスクリプトを実行してください。Linuxの場合、この手順は不要です。
  • ibm_mq_monitoringフォルダーをSite24x7のサーバー監視プラグインディレクトリに移動します。
    Linuxの場合:/opt/site24x7/monagent/plugins/
    Windowsの場合:C:\Program Files (x86)\Site24x7\WinAgent\monitoring\plugins\
  • プラグインが正常に動作していることを確認するため、適切な引数を指定して以下のコマンドを実行し、有効なJSON出力を確認します。
    python3 ibm_mq_monitoring.py --queue_manager_name= --channel_name= --queue_name= --host= --port= --username= --password=
上記手順の完了後、Site24x7のサーバー監視エージェントが5分以内にプラグインを自動的に実行し、Site24x7のデータセンターにパフォーマンスデータを送信します。
パフォーマンスチャートを表示し、さまざまなパフォーマンスメトリクスのしきい値を設定する手順は、次のとおりです。
  • Site24x7にログインします。
  • 「サーバー」>「プラグイン統合」に移動します。
  • 必要なモニターをクリックします。

100以上のプラグインを提供。独自のプラグインも作成できます。

Site24x7は100以上のプラグイン連携を提供。Webサーバー、データベース、ロードバランサーなど、さまざまなコンポーネントを監視し、アプリケーション全体のパフォーマンスや安定性を可視化できます。

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