ポリシーと権限

OCIリソースを監視するには、Site24x7にOCIへのアクセス件が必要です。このポリシーにはSite24x7のリソース表示権限のみが必要であり、セキュリティに影響は与えません。

ポリシーの作成時、Site24x7のテナンシーIDとグループIDをSite24x7 UIからコピーし、下記の構文にペーストします。

Define tenancy Site24x7 as <Site24x7TenancyID>
Define group Administrators as <groupID>
Admit group Administrators of tenancy Site24x7 to read instance-family in tenancy
  • 特定のリソースタイプでアクセスを制限したい場合は、次の構文を使用して、該当のリソースタイプを入力してください。
    Admit group Administrators of tenancy Site24x7 to read  in tenancy
  • 上記の構文を使用してリソースタイプを制限している場合、上記に加えて次の構文を入力してSite24x7にコンパートメントの読み取り権限を有効化する必要があります。
    Admit group Administrators of tenancy Site24x7 to read compartments in tenancy
  • 特定のコンパートメントに対して、ポリシーを適用できます。例として、すべてのリソースにrootが割り当てられているポリシーがアタッチされていると、コンパートメントに割り当てられているポリシーはそのコンパートメント内のリソースにのみ適用されます。
    コンパートメントベースのアクセス権を付与するには、次の構文を使用してください。
    Admit group Administrators of tenancy Site24x7 to read all-resources in compartment 

これらポリシーは維持され、OCIチーム自身により更新されます。そのため、新しいOCIサービスが監視に対応した場合に、ポリシー内の権限を更新する必要がありません。

サポートしているOCIサービス

サポートしているOCIサービスと各サービスに必要なアクションは次のとおりです。

OCIサービス 読み取りレベルアクション 一部書き込みレベルアクション
Monitoring (このサービスはメトリック収集のために使用されます)

SummarizeMetricsData

METRIC_INSPECT、METRIC_READ

 
自律型データベース listAutonomousDatabases - AUTONOMOUS_DATABASE_INSPECT
GetAutonomousDatabase -   AUTONOMOUS_DATABASE_INSPECT
listAutonomousDatabaseBackups - AUTONOMOUS_DB_BACKUP_INSPECT
StopAutonomousDatabase -  AUTONOMOUS_DATABASE_UPDATE 
restartAutonomousDatabase - AUTONOMOUS_DATABASE_UPDATE 
startAutonomousDatabase - AUTONOMOUS_DATABASE_UPDATE
ブロック・ボリューム listVolumeAttachments
listBootVolumeAttachments - VOLUME_ATTACHMENT_INSPECT
GetVolume
GetBootVolume - VOLUME_INSPECT
 
コンピュート・インスタンス listInstances - INSTANCE_READ
listVolumeAttachments -INSTANCE_READ
getVolume - VOLUME_INSPECT
listBootVolumeAttachments - VOLUME_INSPECT
getBootVolume - VOLUME_INSPECT
listVnicAttachments - VNIC_READ  (inspect instance-family)
getVnic - VNIC_READ
InstanceAction - INSTANCE_POWER_ACTIONS
オブジェクト・ストレージ・バケット ListBuckets - BUCKET_INSPECT
GetBucket - BUCKET_READ
GetNamespace
 

 

関連ガイド