OCI監視のメトリックプロファイル

メトリックプロファイルにより、監視するパフォーマンスメトリックを選択できます。これによりAPI使用量を最適化し、Oracle Cloudの監視サービスへのAPI要求数を削減しコスト削減を行えます。

OCIオブジェクト・ストレージ・バケットをSite24x7で監視しているとします。受信バイトと送信バイトの監視が必要ない場合にメトリックプロファイルで監視から除外することで、Site24x7が収集を行わないようになります。
これを用いてOCI監視を最適化し、不必要なAPI消費を抑えます。

この機能の注意点は次のとおりです。

OCIメトリックのみプロファイル内で選択できます。
トラブル中のメトリックを未選択にした場合、次の監視でその監視はトラブルからアップステータスに変更されます。
なにもメトリックが選択されていない場合、可用性ステータスのみが監視されます。
基本的なメトリックが選択されていない場合、Site24x7はデータを収集しません。例として、コンピュート・インスタンスでCPU使用率と、メモリ使用量が選択されていない場合、それに関連するメトリックは取得されないようになります。

次の方法でメトリックプロファイルを設定できます。

設定プロファイルでは通知、しきい値、認証情報、アラートといった監視設定を行えます。
この設定プロファイル項目で、メトリックプロファイルの作成、修正、削除を行えます。

メトリックプロファイルの設定方法は次のとおりです。

プロファイルを作成すると、プロファイル名横のハンバーガーアイコンから編集や削除を行えます。

OCI監視の追加→ディスカバリーオプション欄のメトリックプロファイル項目で、メトリックプロファイルを選択しすることで関連付けできます。［＋］アイコンをクリックして新規作成を行うことも可能です。

設定ルールのアクションの定義項目で、メトリックプロファイルを選択します。これにより監視作成時にプロファイルを関連付けられます。

関連ガイド

ヘルプ Oracle Cloud Infrastructure メトリックプロファイル