ヘルプ Oracle Cloud Infrastructure OCIインベントリーダッシュボード
OCIインベントリーダッシュボードは、監視対象のOCIコンパートメントの合計リソース数とメタデータを追跡するための集中プラットフォームとして機能し、地域や期間などのさまざまな構成別に整理されます。
アクティブな監視対象リソース、リソース変更履歴、有効なサービスに関する詳細なインベントリーレポート、リソースの地域別内訳、およびOCI監視のガイダンスレポートを通じたベストプラクティスの推奨事項に関する詳細な情報を提供します。
さまざまなウィジェットを備えたインベントリーダッシュボードは、クラウドインフラストラクチャのスナップショットを提供します。
ダッシュボードに含まれるウィジェットをご紹介します。
OCI監視対象リソースウィジェットには、OCIコンパートメントにリンクされているアクティブな監視対象OCIリソースの合計数が、これらのリソースをサービスタイプ別に視覚的に表すドーナツチャートとともに表示されます。
チャート内の各リングは特定の監視対象OCIサービスを表し、リングの上にマウスカーソルを置くと、各サービスが全体のリソース数に占める割合を確認できます。
OCIコンパートメント監視の作成中に検出対象とされたサービスはすべて、チャート内に対応するリングを生成します。
リソース履歴ウィジェットには、1か月間に構成されたさまざまなOCIサービスを示す積み上げの棒グラフが表示されます。
各OCIサービスは個別の凡例で表され、リソースタイプを簡単に識別できます。
さらに、各積み上げ棒グラフには、その月に構成されたOCIリソースの合計数が表示されます。
有効なサービスウィジェットを使用すると、監視内でOCIサービスのリアルタイムの内訳を確認できます。
各サービスの数とそれらが分散されているOCIリージョンの数を含む、すべてのOCIサービスのリストが表示されます。
さらに、ウィジェット内のサービスアイコンをクリックすると、各リソースの詳細なレポートにアクセスできます。
リージョン別リソースの内訳ウィジェットを使用すると、OCIサービスが設定されているOCIリージョンごとにOCIサービスを表示できます。
リソースが構成されている各OCIリージョンのサービス数を示すグローバルマップにアクセスできます。また、リージョンベースのサービス数の分割データがテーブルに表示されます。
Site24x7のOCI向けガイダンスレポートでは、パフォーマンス、信頼性、コスト効率を向上させるためにカスタマイズされた一連のベストプラクティス推奨事項が提供されます。
ガイダンスレポートウィジェットには、OCI監視の設定に基づいて、重要なチェックと影響を受けるリソースの数が表示されます。
OCIサービスインベントリーレポートは、指定された時間範囲におけるさまざまなOCIサービスのパフォーマンスの包括的な情報を表示します。
レポートの上部のセクションで、監視フィールドから特定のOCIリソースを選択し、期間フィールドからレポートの希望する時間粒度を選択します。
レポートには、ライブインベントリー、監視対象インベントリー、グループ化などのウィジェットも含まれます。
さらに、レポートの下部では、選択したタイプのリソースの詳細なメタデータを表示できます。
たとえば、デフォルトのリソースタイプとしてOCIコンピュートインスタンスを選択し、期間として先月を選択したとします。
OCIコンピュートインスタンスのライブインベントリーウィジェットには、コンパートメントで最初に構成された日時からの監視対象のOCI
コンピュートインスタンスへの実際の変更が表示されます。データは棒グラフにプロットされ、Y軸にはOCIコンピュートインスタンスの数が表示され、X軸にはコンピュートインスタンスのメトリック収集がアクティブ化または削除された日時のスタンプが定義されます。※一時停止中のリソースはグラフに含まれません。
また、他のウィジェットから、有効なOCIコンピュートインスタンスの数とそれらが分散しているリージョンを表示できます。
選択したOCIリソースタイプの詳細なインベントリー情報は、グループ化フィルターと選択したメタデータに基づいて、このレポートの下部に表示されます。
たとえば、OCIコンピューティングインスタンスタイプを選択した場合は、監視対象のすべてのコンピューティングインスタンスと、それに対応するメタデータおよび構成情報が表示されます。
列フィルターを使用して、ビューにメタデータを追加または削除することもできます。
[共有]をクリックすると、インベントリーレポートをPDF、CSV、または電子メール通知としてエクスポートできます。
OCIインベントリーレポートを毎日、毎週、または毎月ごとにスケジュールし、電子メールで希望のユーザーと共有できます。
インベントリーレポートをスケジュールする方法は以下の通りです。
関連ガイド