ヘルプ Oracle Cloud Infrastructure OCIリソース連携
Site24x7でOracle Cloud Infrastructure(OCI)を監視するには、クロステナンシアクセスが必要になります。OCIでポリシーを作成して、Site24x7にリソースの監視に必要な権限を付与します。
ポリシーを作成後、OCIコンソールからコンパートメントID(OCID)をコピーし、Site24x7の[Cloud]→[OCI]→[OCI監視連携]ページでペーストします。これによりSite24x7とOCIコンパートメントを関連付けて、OCIリソースを監視できるようになります。
Site24x7にOCIリソース監視を追加するには下記手順を行ってください。
上記手順が完了したら、次の項目で各条件を設定します。
Site24x7はポリシー設定に基づいてOCIリソースを自動でディスカバリーします。タグベースのフィルター機能を使用して、このディスカバリーをチューニングできます。除外と包含タグを適用することで特定のリソースのみ選択できます。AND/ORを使用して制御することができます。
システムタグ(リージョン、仮想クラウドネットワークID)、OCIコンソールのユーザー定義タグ(キーバリューペア)、Site24x7カスタムタグを使用できます。
システムタグでリージョンやVCN IDといったリソース属性でリソースをフィルターできます。
ユーザー定義タグはオーナー、目的、環境、その他条件で各リソースをグループ化するために使用されます。
カスタムタグキー(monitor_site24x7)にリソースを設定することもできます。OCIコンソールでこの値はfalseに設定されています。このタグとバリューを使用してリソースのディスカバリーを制限できます。リソースからタグを削除することでフィルターを無効化できます。
カスタムタグ(monitor_site24x7)の値はOCIコンソールでfalseに指定されており、このタグは他のどのユーザー定義タグよりも高い優先度をもちます。そのため、OCIリソースに包含と除外タグが付与されている場合でも、包含、除外、AND、ORは使用できません。
OCIコンソールで、タグを事前に設定しておく必要があります。
OCIコンソールにログインし、タグ付けしたいサービスのリソースダッシュボードにアクセスした後、リソースを選択してタグを追加します。その後、OCIコンソールに戻りカスタムタグキーとバリューを設定してください。
含める タグベースのOCIリソース:監視に含めたいリソースにマッチするキーと値を入力します。[または]と[かつ]を切り替えて条件付けできます。[+]をクリックすることで、複数のタグを指定できます。
この機能で、OCIコンパートメントでマッチしたリソースを監視に含めることができます。
除外 タグベースのOCIリソース:監視から除外したいリソースにマッチするキーとバリューを入力します。[または]と[かち]を切り替えて条件付けできます。[+]をクリックすることで、複数のタグを指定できます。
この機能で、OCIコンパートメントでマッチしたリソースを監視から除外することができます。
上記の包含、除外、[または]、[かつ]は各OCIリソースには使用できない場合があります。
その例は次のとおりです。
詳細設定で、一般設定、ポーリング間隔設定、リソース停止設定を行えます。
タグ:監視に関連付けたいタグを選択します。[タグの追加]からタグの新規作成を行えます。
3rdパーティ連携を選択して、監視アラートを選択した3rdパーティサービスに連携してインシデント管理等を行いやすくします。
3rdパーティ連携は[管理]→[3rdパーティ連携]で追加できます。
上記設定後、[OCIリソースのディスカバリー]をクリックします。これによりリソースのディスカバリータスクが実行され、Site24x7に監視として追加されます。
Site24x7の自動ディスカバリープロセスはテナンシ内のOCIサービスの特定を効率的に行えます。
[Cloud]→[OCI]→[テナンシ名]をクリックして、インフラストラクチャダッシュボードやインベントリーダッシュボードにもアクセスできます。