ヘルプ Oracle Cloud Infrastructure OCIインフラストラクチャダッシュボード

OCIインフラストラクチャダッシュボード

OCIの監視用Site24x7インフラダッシュボードは、NOCスタイルのビューを提供し、お客様のOCIプラットフォーム内のすべての監視対象クラウドリソースの健全性とパフォーマンスに関する概要を提供します。
このダッシュボードは、クラウド内のアプリケーションをサポートする各OCIサービスのデータを統合し、重要なパフォーマンス情報を一画面で表示します。

概要

OCIの監視追加が成功すると、インフラストラクチャ ダッシュボードに移動します。
[OCI]→[インフラストラクチャ ダッシュボード]に移動してアクセスも可能です。
各リソースボックスには、監視対象の個々のインスタンスがダッシュボード内の色分けされたタイルとして表示されます。

データソース

リソースタイルに情報が表示されます。表示されるヘルスステータスは、いくつかのソースからのデータに基づいています。

  • OCI統合のパフォーマンスメトリックと、特定の期間において設定されたしきい値と比較した各種パラメータの値
  • コンピューティングインスタンスホスト上で実行されているサーバーエージェントによって提供されるOSおよびアプリケーションのメトリック、およびサポートされているメトリックのしきい値違反
  • コンピューティングインスタンスとシステムステータスチェックの結果
  • インスタンスを手動で停止する等のユーザーアクション

ダッシュボードUIの動作

しきい値違反が発生すると、対応するリソースタイルが点滅してステータスの変更を示し、警告音が鳴り、タイルの色もステータスに応じて変化します。

色分けされたタイルの上にマウスポインターを置くと、リソースの名前、リージョン、ステータス、タイプなどの詳細情報が表示されます。
リソースが重大になり、 アップから障害ステータスに変化した場合は、タイルの上にマウスポインターを置くと、しきい値違反の詳細を確認できます。

リソースタイルをクリックすると、それぞれのページに遷移し、より詳細なパフォーマンスデータにアクセスできます。

フィルター

サービス、リージョン、および監視のステータスにフィルターを適用することで、インフラストラクチャ ビューをカスタマイズできます。
たとえば、クラウドオペレーションチームが特定の地理的領域(リージョン)に重点を置いている場合は、リージョンフィルターを使用して、特定のリージョンのOCIリソースのみを表示できます。
また、特定のサービスとリージョンを一緒に選択するなど、フィルターを組み合わせて、監視対象のOCIリソースをNOCチームまたは運用チームに適した方法で整理することもできます。

  • サービス別のフィルター:ドロップダウンからサービスを選択し、監視が属するサービスに基づいて監視をグループ化して表示します。
  • リージョン別のフィルター:ドロップダウンから地域(リージョン)を選択し、特定の地理的エリアに関連付けられた監視をグループ化して表示します。
  • 監視ステータス別のフィルター:ステータスを選択し、アップ、ダウン、クリティカルなどのステータスに基づいてリソースを表示します。

ベストプラクティス

より包括的で強力なインフラストラクチャダッシュボードを実現するために、Site24x7では、統合機能に加えて次の追加機能を使用することをお勧めします。

  • エージェントベースの監視あなたのコンピューティングインスタンスにエージェントをデプロイすることで、OSレベルのメトリックを追跡し、データを処理し、インスタンスで実行されているさまざまなオープンソースアプリケーションからカスタムメトリックを追跡することが可能になります。
  • しきい値プロファイルしきい値プロファイルを作成して監視対象の OCIリソースに適用すると、複数のアラート条件を設定し、サポートされているパフォーマンスメトリックごとに高度なアラート戦略を構成することが可能です。

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