データレイクは中心ストレージレポジトリであり、ラージスケールのデータを安全に保存できます。
このデータは生データでオリジナルな形式で保存され、データの分析や処理に使用でき、マシンラーニング、データマイニング、ビッグデータ分析に使用されます。
Site24x7のデータレイク機能では、データレイクをカスタムメトリック監視として作成し、APIやSDKを経由してデータをプッシュできます。
Eコマースプラットフォームでの製品検索、ショッピングカートアクティビティ、チェックイン、チェックアウトプロセスといったメトリックが保存されるとします。
カスタマイズダッシュボードを作成し、チャート、グラフ、表などでそれらメトリックを可視化し、パフォーマンストレンドやボトルネックの特定を行います。
さらに、カスタム属性機能を使用して、カスタムアラートの通知により問題箇所を事前に特定できます。
データレイク監視により、アプリケーションや要件に特有のメトリックを定義し監視できます。
データレイク監視の追加方法は次のとおりです。
項目を個別または一括で追加できます。個別の場合は、[項目の追加] 、一括の場合は、一括追加をクリックします。
この機能で項目を個別に追加できます。
名前
項目名を入力します。タイプ
文字列:文字列(タグとも呼称)は数値データのフィルターに使用します。
数値:各監視で少なくとも1つの数値項目が存在する必要があります。
複数の項目を一度に追加したい場合は、次の手順を行ってください。
[
{
"name": "users count",
"type": "numeric",
"format": "count",
"metric_type": "count"
},
{
"name": "Type",
"type": "string"
},
{
"name": "Floor",
"type": "string"
},
]
ここに追加した項目がタイプとともに表示されます。
データレイク監視を追加すると、そのデータレイク監視のダッシュボードにリダイレクトされます。[メトリック] →[データレイク] のクリックによってもアクセス可能です。
データレイク監視の包括的なビューを表示し、ステータスに基づいて分類されます。
項目数、カスタム属性監視数、カスタム属性数のサマリーを表示します。
既存項目の情報に対して、追加、削除、更新を行えます。
必要のない監視は次の手順で削除できます。
すべての監視から全項目のリストを取得します。
ここで、監視名、項目タイプ、直近のポーリング値といった情報が記載されます。
このオプションは集約データをプッシュするために使用されます。
{"values":[{"numeric_data":
[{"name":"Users Count","count":1,"value":0}],
"time_stamp":1697107024462,
"tags":{"Type":"data"}}]
上記の値の意味は次のとおりです。
:集約された数値です。この項目は任意で、デフォルト値は1です。
:集約された値です。集約の計算は、選択したメトリックタイプ(数、レート、ゲージ、ヒストグラム)に基づいて行われます。
このオプションは生データ(未集約データ)を送信するために使用され、集約は弊社で行われます。
MetricProviderBuilderクラスを使用して、Site24x7エクスポーターをもつMetricProviderオブジェクトを作成します。このオブジェクトを使用してメトリックデータをプッシュします。
MetricProviderBuilder metricProviderBuilder = new MetricProviderBuilder();
metricProviderBuilder.withExporter(new Site24x7Exporter("<Your license key>"));
MetricProvider metricProvider = metricProviderBuilder.build();
メソッドを指定し、項目の追加で指定した値を集約します。
metricProvider.count(
"<app key>", // The app key associated with the Data-lake monitor
"db_write", // The metric name (field name)
2.0, // Numerical value of the metric
Collections.singletonMap("host", "192.168.10.254") // Set of tags to associate with the metric
);
metricProvider.rate(
"<app key>",
"disk_free",
16868264.0,
Collections.singletonMap("host", "192.168.10.254")
);
metricProvider.gauge(
"<app key>",
"disk_free",
16868264.0,
Collections.singletonMap("host", "192.168.10.254")
);
metricProvider.histogram(
"<app key>",
"disk_free",
16868264.0,
Collections.singletonMap("host", "192.168.10.254")
);
上記の値の意味は次のとおりです。
[メトリクス] →[データレイク] で監視名をクリックすることで、パフォーマンスメトリックを表示できます。
画面右上で表示期間を選択できます。
デフォルトのダッシュボードビューで、項目数、カスタム属性、カスタム属性監視数を表示します。
すべての数値項目の単線チャートを表示します。[ダッシュボードの編集] を使用して、ダッシュボードをカスタマイズできます。
数値チャート、グラフ、表といった可視化オプションを使用して、自身のダッシュボードを構築でき、メトリックデータを可視化します。
この可視化により、トレンド、アノマリを特定できます。
カスタムダッシュボードの作成方法は次のとおりです。
フィルターの追加オプションにはAND条件が採用されています。
フィルター条件はすべてのウィジェットに適用され、結果が表示されます。
監視の全項目のリストを表示します。
監視名、項目タイプ、直近のポーリング値、直近のポーリング時間が表示されます。
設定したカスタム属性のリストが表示されます。
各ステータス、集約値、関連する監視名、設定したフィルター、集約タイプがリストに記載されます。
選択した期間のデータレーク監視データレポートが表示されます。
フィルターボックスに有効なSQLクエリを入力し、クイック検索を行えます。
データレイク監視の重要メトリックのアラートを行いたい場合、カスタム属性監視を作成してください。