ヘルプ Kubernetes Kubernetes変更管理
Kubernetes YAMLファイルで、デプロイメント、サービス、リソース割り当てなどのクラスター設定を定義し管理します。このYAMLファイルの変更を追跡することは、クラスターの維持、問題のトラブルシュート、コンプライアンスの維持にとって重要です。
Site24x7のKubernetes変更追跡で設定変更を可視化できます。
リソース比較
同一または異なるクラスター内の別々のリソースを比較し、設定の変更などを分析します。ネームスペース、デプロイメント、その他リソースでフィルターを使用して、変更を特定します。
バージョン比較
更新時間ベースで過去と現在のYAML設定を比較し、変更の分析、各デプロイメントの一貫性を維持します。
Kubernetesの管理者が重要なアプリケーションの予期せぬパフォーマンス問題を発見したとします。この調査のために、問題の原因となる設定変更があったかを疑います。
YAMLファイルを手動で確認するには、様々なデプロイメントがあり特定するには煩雑となります。
ソリューション:
Kubernetes変更追跡を使用することで、管理者は次のことを容易に行えます。
デプロイメントYAMLの現在と以前のバージョンを比較します。
承認のないCPUリクエストや値の変更を特定します。
バージョン履歴機能を使用して、変更のあった時間を追跡します。
設定をリストアし、パフォーマンスの回復を行います。
迅速な問題特定:根本原因を素早く特定します。
ダウンタイムの最小化:早急なロールバックによりパフォーマンス低下の長期化を防ぎます。
セキュリティの向上:未認可の変更検知を行います。
この機能はLinuxサーバー監視エージェントバージョン20.0.0以上でサポートされています。
Kubernetesエージェントを最新版までアップグレードしてください。
Kubernetes監視をまだ追加していない場合は、こちらのページを参照し追加を行ってください。
Site24x7で、[K8s]→[Kubernetes変更追跡]に移動します。リソース比較ページで、リソースやバージョンを比較します。比較方法は次の通りです。
リソースの比較方法
画面左側の[リソースタイプの選択]ドロップダウンからリソースタイプを選択します。
[クラスターの選択]ドロップダウンからクラスターを選択します。
[ネームスペースの選択]ドロップダウンからネームスペースを選択します。
[リソースの選択]ドロップダウンからリソースを選択します。
[バージョン]ドロップダウンでバージョンを選択します。デフォルトで最新バージョンが開かれています。
画面右側で、上記手順と同様に比較したいリソースを選択します。
バージョンの比較方法
画面左側の[リソースタイプの選択]ドロップダウンからリソースタイプを選択します。
[クラスターの選択]ドロップダウンからクラスターを選択します。
[ネームスペースの選択]ドロップダウンからネームスペースを選択します。
[リソースの選択]ドロップダウンからリソースを選択します。
[バージョン]ドロップダウンでバージョンを選択します。デフォルトで最新バージョンが開かれています。
画面右側で、上記手順と同様に比較したいバージョンを選択します。
YAMLファイルに変更があった際にアラートを取得する方法は次の通りです。
[K8s]→[クラスター]に移動し、[リソースタイプ]と[リソース]を選択します。
監視名横のハンバーガーアイコンにマウスポインタを合わせます。
[編集]をクリックして、Kubernetesリソース監視ページに移動します。
設定プロファイル項目のしきい値と可用性横の[+]アイコンをクリックします。
しきい値の設定項目の[KubernetesリソースコンフィグYAMLに変更があった際にアラート]を[はい]に指定します。
[保存]をクリックします。
変更追跡とアラートを使用することで、Kubernetesデプロイメントの管理を行えます。