Microsoft SQサーバー監視のスロークエリ、トップセッション、ロック、待機を監視して、クエリを分析します。
サーバー監視連携を用いて、各属性にしきい値を設定し、しきい値違反が発生した際にアラートを発生します。
Site24x7の分析コンソールで、Microsoft SQLサーバーの正常性を表示し、Microsoft SQLサーバー環境操作を維持します。
Site24x7エージェントはメトリックの収集のためにいくつかの条件があります。次の条件がMS SQLユーザーに付与されているか確認してください。
読み取り専用でサーバーにログインし、次の権限を付与します。
Example:
監視を表示するには、[サーバー]→[サーバー監視]→[Microsoft SQLサーバー]→[SQLインスタンス名]→[インサイト]に移動してください。
コマンドラインを使用したこちらの手順でもアンインストール可能です。
Microsoft SQLサーバーインサイト監視で取得できるパフォーマンスメトリックは、こちらのページをご確認ください。
監視が追加されると、インサイトダッシュボードに自動でリダイレクトされます。
そこで、全SQLインスタンスのCPU高消費クエリ、スロークエリ、入出力 (I/O) 集中型のクエリを表示します。
これらメトリックにより、パフォーマンス問題の特定を行うことができ、クエリ文を監視することでSQL環境を最適化できます。
メリット:
MS SQL監視を追加後、しきい値と可用性プロファイルを追加して、しきい値違反が発生した際にアラートを行います。
しきい値 | 説明 |
---|---|
セッション | |
プレ接続セッション | プロ接続セッション数が指定した値を超過した際にトラブル、クリティカル、ダウンとして通知します。 |
セッション数 | セッション数が指定した値を超過した際にトラブル、クリティカル、ダウンとして通知します。 |
実行中セッション | 実行中のセッション数が指定した値を超過した際にトラブル、クリティカル、ダウンとして通知します。 |
休止中のセッション | 休止中のセッション数が指定した値を超過した際にトラブル、クリティカル、ダウンとして通知します。 |
スリープ中のセッション | スリープ中のセッション数が指定した値を超過した際にトラブル、クリティカル、ダウンとして通知します。 |
ブロックされたセッション | ブロックされたセッション数が指定した値を超過した際にアラートを通知します。 |
アクティブユーザー | アクティブユーザー数が指定した値を超過した際にトラブル、クリティカル、ダウンとして通知します。 |
ロック | |
ロック | ロック数が指定した値を超過した際にアラートを通知します。 |
待機 | 待機数が指定した値を超過した際にアラートを通知します。 |
コンバート | コンバート数が指定した値を超過した際にアラートを通知します。 |
低優先度待機 | 低優先度数が指定した値を超過した際にアラートを通知します。 |
低優先度コンバート | 低優先度コンバート数が指定した値を超過した際にアラートを通知します。 |
中断ブロッカー | 中断ブロッカーロック数が指定した値を超過した際にアラートを通知します。 |
付与済み | 期待した値と異なるロックが取得された場合にアラートを通知します。 |
クエリパラメーター | |
最大CPU時間 | 単一の実行で総日された最大CPU時間が指定した値を超過した際にアラートを通知します。 |
最大実行時間 | 完了した実行の最大経過時間が指定した値を超過した際にアラートを通知します。 |
平均CPU時間 | コンパイル以降に実行によって消費された平均CPU時間が指定した値を超過した際にアラートを通知します。 |
平均実行時間 | 完了した実行の平均経過時間が指定した値を超過した際にアラートを通知します。 |
平均論理IO | 論理読み取りおよび書き込み操作合計の平均I/Oが指定した値を超過した際にアラートを通知します。 |
平均ブロック時間 | 経過時間と実行時間の差の平均が指定した値を超過した際にアラートを通知します。 |
最大行 | 1回の実行により返された列の最大数が指定した値を超過した際にアラートを通知します。 |
平均行 | 1回の実行により返された列の平均数が指定した値を超過した際にアラートを通知します。 |
IT自動化テンプレートを使用して、障害やしきい値違反が発生した際に自動アクションを実行できます。
サーバー監視エージェントはSite24x7中央サーバーにデータを保存することはありません。ユーザー名とパスワードは暗号化されてエージェント内にのみ保管されます。
その他セキュリティに関する情報は次を確認してください。
1. データベースへのアクセスに書き込み権限は必要か
いいえ、必要ありません。
2. MS SQLサーバー監視で収集できるデータ
収集できるメトリックデータについては、こちらのページをご確認ください。
3. Microsoft SQL監視でメトリックを収集するしくみ
ユーザーが指定したユーザー認証情報を使用して、読み取り専用アクセスによりデータを収集します。
4. MS SQLサーバーへの接続方法
ターミナルコンソールで指定されたユーザー認証情報を使用してMS SQLサーバーに接続します。
5. MS SQL接続をオープンにし続ける必要があるか
Site24x7が自動でMS SQLサーバーに接続を行い、データ収集完了後にその接続をクローズするため、オープンにし続ける必要はありません。
6. パスワードは直接保存されるか
ユーザー名とパスワードは暗号化されて保存されます。また、Site24x7中央サーバーに保存されることはありません。
Microsoft SQLサーバーインサイト監視につき、1アドバンス監視を消費します。