ヘルプ CloudSpend レポート
CloudSpendのレポート機能では、リージョン、サービス、請求アカウントといったタグごとのレポートが自動作成されます。
CloudSpendレポートのメリットは次のとおりです。
リージョン、サービス、リンクアカウントはAWSとAzureで共通のタグレポートです。
AWSとAzureに特有のタグレポートは次のとおりです。
次の表のレポート表示名列で、各レポートの名前規則に従います。
AWS特有のタグレポート
レポートカテゴリー | レポート表示名 | 説明 | タグキー | タグ値 |
Kubernetes | <Cluster-Name> | EKSクラスター名 | eks:cluster-name | クラスター名 |
Kubernetes | <Node-Group-Name> | EKSノードグループ名 | eks:nodegroup-name | ノードグループ名 |
Elastic Container Service | Fargateタスク | Tasks using the Fargate起動タイプに使用されているタスクと、各タスクに関連付いているコスト | operationType | Fargateタスク |
Elastic Container Service | EC2タスク | Tasks using the EC2起動タイプ使用されているタスク。各タスクに関連付いているコストは記載されません。 | operationType | ECSTask-EC2 |
CloudFrontデータ転送r | <region> (OUT) | オブジェクトのリクエストにCloudFrontが応答した際に発生した変更 | usageInfo | <region> (OUT) |
CloudFrontデータ転送 | <region> (IN) | オリジンやエッジ関数にデータ転送した際に発生したCloudFrontの変更。リクエストはDELETE、OPTIONS、PATCH、POST、PUTリクエストが該当します。 | usageInfo | <region> (IN) |
Elastic Beanstalk | elasticbeanstalk:env-name | ElasticBeanstalk環境名 | elasticbeanstalk:env-name | <Elastic Beanstalk> |
AutoScalingグループ | autoscaling:group-Name | オートスケーリンググループ名 | autoscaling:group-Name | AutoScalingグループ |
IAMロール | createdBy | ロール名 | createdBy | ロール |
CloudFormationスタック | cloudformation:stack-name | CloudFormationスタック名 | cloudformation:stack-name | CloudFormation Stack |
Azure特有タグレポート
レポートカテゴリー | レポート表示名 | 説明 | タグキー |
Azure Kubernetes | <Cluster-Name> | Azure Kubernetesクラスター名 | aks-managed-cluster-name |
Azure Kubernetes | <Pool-Name> | Azure Kubernetesプール名 | aks-managed-poolName |
リソースグループ | <resource-group-name> | リソースグループ名 | resource-group |
先月、今月の今日まで、予測の費用のレポートを表示できます。
AWSやAzureのタグがグループ化され、各アカウントの共通のレポートとして表示されます。
さらに、[レポート]ページから、費用分析、リソース探索にアクセスできます。また、ソリューションレポートとスケジュールレポートの予算を作成できます。
レポートの表示方法;
タグとレポートタイプ(リージョン、サービス、リンクアカウント)を使用して、レポートをフィルターできます。
費用分析ページに移動するには、リソース探索アイコン[]をクリックしてください。
費用分析で、サービス、アカウント、リージョン、コンポーネント、トレンド、リソース毎のコスト情報を表示します。
レポートページからレポートを選択した場合、費用分析項目で、発生コストの合計、最大費用アカウント、最小費用アカウントが表示されます。
費用分析ページで[スケジュールレポート]をクリックすると、アカウントのレポートをスケジュールできます。
リソース探索で、アカウント、リージョン、サービス、タグといった各カテゴリーで集約したリソースビューを表示します。
リソースレベルの費用を日次、月次、四半期、年次で表示します。PDFやメ―ルでエクスポートすることもできます。カスタム期間を指定し、データを表示できます。
リソース探索ページで[スケジュールレポート]をクリックすると、アカウントのレポートをスケジュールできます。
スケジュールレポートで、全レポートの概要を通知するようにスケジュールできます。[レポート]タブから設定できます。
スケジュール方法は次のとおりです。
[管理]タブのスケジュールレポート
[管理]タブのスケジュールレポートでは、スケジュールしたレポートの概要を表示します。
[管理]タブのレポートダッシュボード、レポート費用分析、レポートリソース探索項目で、月次、四半期、年次ベースでレポートをスケジュールできます。
コスト管理を行うために、レポートの予算を作成します。
予算の設定は、月次、四半期、年次、今月の今日まで、今年の今日までの範囲で行い、予算の超過が発生した場合にアラートを行います。
レポートの予算を設定する方法は次のとおりです。
予測で過去のデータを分析し、リソースサイズの見直しに役立てられます。
今後90日の請求を予測するには、過去90日のデータが必要です。今月の為替レートを元に予測が行われます。
先月と今月のデータ比較を基に赤上矢印、緑下矢印が表示されます。
予測値が高い場合は赤上矢印、低い場合は緑下矢印が予測値の横に表示されます。予測値が現在のコストと同じ場合、ダッシュ(-)が表示されます。