アプリケーションコンポーネントのメトリック監視

アプリケーションは、データベース、キャッシュメモリ、3rdパーティサービスなどの様々なコンポーネントと通信を行います。
アプリケーションのパフォーマンスは、これらコンポーネントのリクエストと応答するに要した時間に大きく影響されます。そのため、アプリケーション全体のパフォーマンスを把握するために、コンポーネントメトリックの監視は重要です。

アプリケーション特有のコンポーネントの表示:

アプリケーションの依存マップで、アプリケーションが接続と通信を行っているコンポーネントを表示します。
アプリケーション依存マップを使用して、各コンポーネントのリクエスト数や、失敗したリクエスト数を追跡できます。また、失敗したリクエストに関連したコンポーネントを把握することもできます。これにより、エンドユーザーに影響が及ぶ前にアクションに移せます。

個々のコンポーネントの応答時間の表示:

各コンポーネントの応答時間を分析し、アプリケーション全体の応答時間にどのように影響しているか把握します。
期間を選択し、アプリサーバーコンポーネントの応答時間グラフを表示します。ここで、特定のコンポーネントで要した時間と、その他コンポーネントとの比較が表示されます。これにより、パフォーマンスの遅いコンポーネントを特定し、コードフローを最適化します。

各トランザクションに関連するコンポーネントの分析:

各トランザクションには、関連するコンポーネントとその応答時間および数が、マッピングされます。
トランザクションが最も遅いコンポーネントが、各トレースで表示されます。また、各トランザクションに関連するコンポーネントをフィルターし、その応答時間を取得できます。

各トランザクションで、ポーリングごとに収集できる数は最大で15です。15を超過する場合、そのメトリックは「その他」に分類されます。


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