.NETエージェントAPIを用いたトランザクションのリネーム
.NETエージェントAPIを用いて名前を変更し、アプリケーショントランザクションをカスタマイズします。
一般的に、APMインサイトエージェントはトランザクション名としてトランザクションのURLを使用します。URLにクエリー文字列が含まれているか、動的に入力されている場合(単一のページアプリケーションの場合など)、そのトランザクションの特定は困難となります。このような場合、個々のトランザクションの名前を変更することで、それらをシンプルに追跡することができます。
トランザクションの名前の変更には次の手順に従ってください。
- Site24x7.DotNetAgent.Apiのパッケージをプロジェクトに追加します。
PM> Install-Package Site24x7.DotNetAgent.Api
すでにAPMインサイトがインストールされている場合、次のパスからAPIを取得し、DotNetAgent.Api.dllをプロジェクトへの参照として追加してください。
C:\Program Files (x86)\APM Insight\APM Insight .NET Agent\AgentApi\DotNetAgent.Api.dll
- アプリケーションコードでトランザクションスコープ内にメソッドのSetTransactionName(string)を含めます。
- 次の例でAPIを通したトランザクション名の設定方法を示します。
public int UserLogin(string email, string sessionKey, bool isExternal)
{
DotNetAgent.Api.CustomTracker.SetTransactionName("MyLoginPage");
AccountBL objAdmin = new AccountBL();
string EmpName = string.Empty;
int retcode = objAdmin.LogIn(email, out int EmpId, out EmpName);
if (retcode == 0)
{
Session["EmpName"] = EmpName;
Session["EmpId"] = EmpId;
Session["isAuthenticated"] = true; }
}
メモ
- 単一トランザクション内でAPIを複数回使用する場合、最初をトランザクション名として使用します。
- セッションIDやページタイトル、GUIDといったユニークな値はトランザクションの名前として用いるべきではありません。
- アプリケーションはユニークなトランザクション名を350まで割り当てることができます。