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NuGetでの.NET Coreエージェントのカスタムインストルメンテーション

アプリケーションのカスタムメソッドやフレームワークを追跡して、NuGet経由でコンソールやWindowsサービスアプリケーションなどの.NET Coreエージェントのパフォーマンスを監視します。

この機能はNuGetバージョン5.4.0からサポートされています。

次の手順でカスタムインストルメンテーションを設定します。

メソッドパフォーマンス監視の設定手順

  1. こちらの手順を参照してエージェントをインストールしてください。
  2. クラスSite24x7.Agent.Spanメソッドに追加して、メソッドやフレームワークのパフォーマンスを監視します。
    エージェントパッケージの追加後、アプリケーションプロジェクト内のすべてのクラスとメソッドで、クラスSite24x7.Agent.Spanにアクセスができるようになります。
  3. 'using'ステートメントを作成して、トランザクションのコードブロックやメソッドのパフォーマンスを監視します。

構文

次のメソッドでスニペットの追加を行います。

public int YourMethod(string param1, string param2, bool param3)
{
using (Site24x7.Agent.Span span = new Site24x7.Agent.Span("YourClassName", "YourMethod", "POCO"))
{
// Your application code or Your other method calls...
}
}




public int ConvertToRupee(string param1, string param2, bool param3)
{
using (Site24x7.Agent.Span span = new Site24x7.Agent.Span("ToolController", "ConvertToRupee", "POCO"))
{
// Your application code goes here
..............................
}
}

  • 'using'ブロック内のコード実行時間が計算され、メソッド名ConvertToRupeeに表示されます。
  • コンソールやWindowsサービスアプリケーションの場合、取得されたメソッドがスコープ内で最初にヒットした場合、エージェントはそのメソッド名をトランザクション名として使用します。

インストルメンテーション前


インストルメンテーション後



例外の追跡

メソッドSite24x7.AgentAPI.TraceError(exception)でトランザクションコードで発生した例外を追跡します。

サンプル

次のメソッドでスニペットを追加します。

public int YourMethod(string param1, string param2, bool param3)
{
try
{
// Your application code goes here
..............................
}
catch (System.Exception ex)
{
Site24x7.Agent.API.TraceError(ex);
}
}

トレースタブに取得された例外が表示されます。

  • 追跡しているメソッドが非同期/個別スレッドでの最初の呼び出しである場合、トランザクションのルートメソッドとみなされます。この場合は、バックグラウンドトランザクションタブに表示されます。
  • このメソッドを使用して、非同期バックグラウンドサービスの追跡を行えます。
  • HTTPトランザクションスコープで発生した場合、当該トランザクションのトレース配下に表示されます。

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