CouchDB監視

CouchDBプラグインを設定し、Apache CouchDBデータベースのパフォーマンスメトリクスを監視します。

Apache CouchDBは、ドキュメント指向NoSQLアーキテクチャーを備えたオープンソースデータベースソフトウェアです。CouchDB監視ツールをインストールし、データベースのアクティビティとステータスに関する詳細な洞察を得ます。

このページでは、CouchDBサーバーのパフォーマンス、可用性、使用統計を詳細に可視化するための、CouchDBプラグインと監視メトリクスを設定する方法について説明します。

 

CouchDB performance monitoring metrics:

以下のような重要メトリクスを追跡して、情報に基づいたトラブルシューティングの決定を行います:

Authentication cache hits/misses

コンポーネント/アプリケーションによってリクエストされた認証データがキャッシュメモリーで検出された/されなかった合計回数を表示します。

Open databases

CouchDBサーバー内で開いているデータベースの合計数を表示します。

Bulk requests

コンポーネント/アプリケーションでCouchDBが受信した一括リクエストの合計数を表示します。

Responses

データベースが受信したHTTPの合計数を表示します。

Database reads

データベースがドキュメントを読み取った合計回数を表示します。

Database writes

データベースに変更が加えられた合計回数を表示します。

View reads

データベースで読み込まれたビューの合計数を表示します。

Change requests

データベースで受信したHTTP POST、GET、COPY、HEAD、MOVEおよびPUTリクエストの合計数を表示します。

Open OS files

CouchDBデータベースが開いたファイル記述子の数を表示します。

手順

  • Site24x7アカウントにログインします。アカウントをお持ちでない場合は、こちら からサインアップへお進みください。
  • Site24x7 Linuxエージェント の最新バージョンをダウンロードおよびインストールします。
  • couchdbプラグインをインストールします。
  • The agent will execute the エージェントはCouchDBプラグインを実行し、Site24x7サーバーにデータをプッシュします。

前提条件:

  • サーバーにCouchDBがインストールされ、稼働していることを確認します。
  • このプラグインは、[/_stats]URLを使用してパフォーマンスメトリクスを取得します。
  • デフォルトで、CouchDBはインストール中に設定されます。されない場合は、設定を行う必要があります。

CouchDBプラグインのインストール:

cd /opt/site24x7/monagent/plugins/
mkdir couchdb
cd couchdb
wget https://raw.githubusercontent.com/site24x7/plugins/master/couchdb/couchdb.py
  • Site24x7 Linuxエージェントのプラグインディレクトリー[/opt/site24x7/monagent/plugins/couchdb]に、[couchdb]という名前のディレクトリーを作成します。
  • GitHubリポジトリ―から[couchdb.py]ファイルをダウンロード し、[couchdb] ディレクトリーに配置します。
  • 上記手順の実行コマンド:
  • プラグインファイルのダウンロードが完了すると、エージェントは次のデータ収集でそれをマークアップし、Site24x7クライアントで表示できるようになります。

CouchDBプラグインの設定:

CouchDBプラグインファイル位置- /opt/site24x7agent/monagent/plugins/couchdb/couchdb.py

#Config Section:
COUCHDB_HOST ='127.0.0.1'
COUCHDB_PORT ="5984"
COUCHDB_STATS_URI="/_stats/"
COUCHDB_USERNAME =NONE
COUCHDB_PASSWORD =NONE
  • CouchDBプラグインは、デフォルトでstatusURL[http://127.0.0.1:5894/_stats]を使用してパフォーマンスメトリクスを取得します。
  • 監視設定を変更するには、プラグインディレクトリーへ移動し、必要なプラグインファイルを編集します。
  • プラグインスクリプトで指定されているデフォルトのpythonパスは、[ #!/usr/bin/python]です。代替えのPythonパスを作成する場合は、shebang(シバン)文字[#!]が前に付いた既存パスを置き換えます。
  • config sectionで、変更を行います(以下例)。

メトリクスを追加で監視:

  • メトリクスを追加で監視するには、[couchdb.py]ファイルを編集し、監視が必要なメトリクスを新しく追加します。
  • 新しく追加されたメトリクスを表示するには、[couchdb.py]ファイルのプラグインバージョン値をインクリメントします(たとえば、デフォルトのプラグインバージョンをPLUGIN_VERSION = 「1」から PLUGIN_VERSION = 「2」に変更します)。
 

関連プラグイン:

  • Stcdプラグイン - etcdサーバーのパフォーマンスを分析します。
  • Memcachedプラグイン - Memcachedサーバーのパフォーマンスを分析します。
  • Statsdプラグイン - Statsdサーバーのパフォーマンスを最適化し、包括的な管理レポートを取得します。
  • Nagiosプラグイン - Site24x7では、Nagiosサーバーを実行する必要なしに、何千ものNagiosプラグインを実行することができます。
  • Out-of-the-boxプラグイン - 豊富な連携リストでアプリケーション全体を監視します。
  • カスタムプラグインの作成- カスタム Linux および Windows プラグインを作成し、カスタム属性を監視します。